東京都 世田谷区の先輩経営者からのメッセージ
美味しい魚を食べてもらいたい!その一心でお店を切り盛り!
渡邊 兼二郎 氏
居酒屋、海鮮2010年開業
独立開業を考え始めたのは、25歳の時だったという渡邊氏。学生時代から飲食店でアルバイトをはじめ、下北沢の有名な鮮魚居酒屋で修業を積んできたという。店長として店を任されながら、30代になった時に35歳までには独立を使用と具体的に準備をはじめ、2010年34歳の時に下北沢に海鮮居酒屋「こけら」を開店した。
下北沢は地元だったという渡邊氏、土地勘があり地元に密着した店舗を作りたいと考え、オーディオ事務所だった物件を改装し金融機関からの融資も受け開業を果たしたという。 「開業後は半年ぐらいで軌道に乗れば良いかなと考えていました。実際は数カ月厳しい時期を過ごし販促にも力を入れ、初年度の12月位になんとか軌道に乗せました。地元のお客様には徐々に認知されてきた頃、震災がありましてその時は本当に厳しかったですね。」そう渡辺氏は当時を振り返る。
店のウリは毎日欠かさず市場で仕入れる獲れたての季節の鮮魚だ。その時その時の旬の魚を一番美味しい食べ方で提供している。「美味しい魚を食べてもらいたい!その一心でお店を運営しています。」そう渡邊氏はいう。獲れたてで仕入れる鮮魚を、どうしたら一番美味しく食べる事が出来るか考え、その都度一番美味しく食べられる調理法で、お客様にお出しするのがこだわりだという。
「獲れたてをすぐ食べて美味しく感じる魚なのか、しばらく寝かせた方が美味しくなるのか。魚の種類や旬によっても違いが出ます。」「お客様から『美味しかった』・『また来るよ』と言って頂くために続けています。」と渡邊氏は語る。
鮮魚の美味しさと気軽に楽しめる雰囲気に、20代の若者からファミリー層、70代のお年寄りまでお客様の層は幅広い。将来的には、下北沢を中心に複数直営店を店舗展開をしていきたいとのことだ。