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飲食店先輩経営者からのメッセージ

すでに飲食店経営者として活躍されている先輩経営者から後輩経営者に向けてのメッセージです。
これから共に飲食業界を引っ張っていく後輩経営者へたくさんのメッセージが寄せられています。

炭火イタリアン酒場ボスコ

「お客様の100%満足の笑顔を実現したい」

森 裕之 氏

居酒屋
2013年10月開業

独立前に、大手居酒屋チェーンの会社勤務時に、店舗開発をしていた経験から、現場主義を追及した自分の理想とする、オリジナル店を作りたいとの想いが強くなり、準備から2年後の2013年に満を持して起業。コンセプトは、炭火をテーマに、イタリンと、居酒屋のテイストをミックスし、酒場とする事で、若い方を中心とした多くのお客様に気軽に楽しんでもらえる雰囲気のお店づくりだ。自慢の人気メニューは、見た目にも華やかで、こだわりの新鮮な北海道産食材の創作串を立体的に盛合わせた「ボスコ串らせん盛り」だ。漁師さんや、農家から直送される新鮮な牡蠣や、野菜の仕入れにもこだわるが、あくまでも出逢いの“ご縁”があったおかげだとか。気の合う仲間や、先輩経営者が色々な場面で助けてくれ、主に女性のお客様に支えられて、無事に一周年を迎える事が出来た。今後は、「北海道で一番働きたい企業になる!」を掲げ、人材育成に力を入れ、同じ夢を追いかけるスタッフと共に、プロフェッショナルを追及したチームを作り、北海道の食材を活かせる店舗を道外にも展開し、日本経済を支えていける企業を目指す。

株式会社天竺

「笑顔を絶やさないサービス」

松井 浩仁 氏

スープカレー
1997年開業

高校を卒業と同時に、自衛隊に入隊、そこで調理の技術を学び、自衛隊卒業後、飲食店に務め接客を学んだ。東京のインド料理店にいた頃、賄いで食べていたスープ状のカレーの味が、飲食店創業のきっかけとなった。1997年当時は、まだ、“スープカレー”という言葉自体が、一般的ではなかった頃の話だ。札幌に戻り、北区にて、夫婦でカレー店を始めた。北海道の素材を使い独自のスパイス配合で、あっさりした中にもパンチの効いた、南インド風カレーの味が魅力だ。一番の看板メニューは、「北海道産マハラジャカレー」。チルドで入荷する新鮮な知床地方の鶏は、輸入品と比較にならない程、煮込むと良い出汁となり、深い味わいと、柔らかさだ。創業後“スープカレー”という言葉が定着し始めた2000年頃までの、2~3年は、苦しみながらも、常連のお客様を大事にして、自分の信じた味と、「笑顔を絶やさないサービス」と共に、本当にコツコツと丁寧に作ってきた。その丁寧な仕事が、徐々にファンを広げ、北広島の素敵な物件と出逢い2店舗目を出店。今後は、現在1軒のみのFC店出店も視野に、丁寧に作り続けて来た味をより多くの方々に伝えて行く。

株式会社ブライアンブルー

「3つのこだわりは、食材・手作り・正直」

長谷川 竜介 氏

焼肉
2004年開業

「焼肉と料理シルクロード」は、北海道バーバリアンズという日本最大のラグビーボールチームのメンバーが、集まり、気兼ねなく楽しめるお店として、開業し、本格和牛を安く食べられる地元の焼肉店として、地域の人にも親しまれている。また、「IRISH PUB BRIAN BREW」(2店舗)については、海外への遠征時に、体験したアイリッシュパブの雰囲気に良い意味で衝撃を受け、仲間や、地域の人の為に、地元にも作りたいと考えての出店だった。両店ともコンセプトは、一貫して、“地元の人に愛される店作り”“仲間が集まって楽しい時間を過ごせるお店作り”が基本にある。価格、接客を含めて、自分がされて嬉しい事を、お客様にする事を心がけ、“食材・手作り・正直”の3つにこだわり抜き、常にお客様目線を大事にしている。象徴されるのは、「ユッケ事件」の時だ、とても出食数の多かったメニューだったにも関わらず、その事件以前から、すでに“正直にルールは守るべき!”との立場で、提供を止めていた。メディアからも取材を受けた程の正直さだ。現在、病院の給食事業、高齢者施設の飲食事業も運営しており、病気の方や、高齢者の方に、得てして味にこだわらない食事を提供しがちな業界で、栄養士と共に「本当に美味しい食事」を提供しており、外食店舗も視野に入れ、今後も展開していく予定だ。

有限会社 アニスト

「人輝商売(にんきしょうばい):人が輝く商い」

小澤 正直 氏

そば
2001年12月 開業

大学時代に働いていた居酒屋で、素晴らしき上司との出逢いから、認められる喜びと、「やればできる。」事に気づいた。サラリーマン時代、「願いは必ず叶う!努力は必ず報われる!」と信じて、人の10倍動き、3倍以上の異例の成果を上げ続けた。10年後、友人からの誘いと、過去の経験から、飲食業で、起業する事を決意、出前持ちから始めた修行を経て、平成13年に札幌の大通に自らの技術・知識を過信せず、1店舗目をFC店のそば屋業態で開業した。サラリーマン時代に培った、“プロセス無くして、成果なし!”の精神で、毎日会社回り50件、一般宅ポスティング350軒、足を使って案内し続けた。今や、「正直家」「葉実皮」「蔵乃麺」「究」「むくげ」「四郎兵衛」と、新たに「しらん」を加えた7ブランド、道内計19店舗を展開する。決して出店志向ではない、「人輝商売(にんきしょうばい):人が輝く商い」を理念に、お客様とスタッフが輝いてこそ!の強い想いが、そこにある。手作りの、美味しいモノを、より安い価格で提供し、“満足感から出る本当の笑顔になって欲しい!”との一心だ。今後は、蕎麦の生産量日本一の北海道で、札幌の蕎麦を観光の目玉にする全く新しい取組みに挑戦する。

有限会社 TYRELL カレー食堂 心

「学ぶ・待つ・真似る」

開 加津也 氏

スープカレー
2001年9月 開業

設計、カメラマン、アパレル、音楽関係のプランニングなど多くの職種で、国内のみならず海外での活躍経験もある多彩な才能の持ち主。28歳から洋食レストランでコックとなり、不思議な巡り合わせから、同レストランの新規事業としてスープカレー専門店を立ち上げ、調理・運営などを3年に渡り手がけ超繁盛店にした経歴を持つ。32歳の時に「カレー食堂 心」を独立開業した。当時、札幌のスープカレー店も70軒(現在約220店程)程度で、マニアックなお店が多く、気軽に入れる雰囲気の所が少なかった事から、“マイナー料理を、メジャーに押し上げ一般化させよう”と考え、味はもとより、若い女性が1人でも入りやすいカフェ風のお店作りと、接客サービスを重視し、OPEN直後から行列が出来る盛況ぶりで、あっという間に、繁盛店となった。経営理念は、「学ぶ・待つ・真似る。」良いモノを吸収する柔軟性と、時代を読みタイミングを見計らう、経営者としての才能を如何なく発揮しての結果だった。何れ“家庭の食卓にスープカレーが普通に上がる食文化”に育てたいとの想いと、出逢いから全国展開するに至り、現在は、海外進出に力を注ぎ、台湾、香港などアジアを中心に、活躍の場を広げている。

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